登録販売者 語呂合わせ【成分・禁忌の覚え方まとめ】第3章の暗記を効率化する方法【2026年】
最終更新日:2026-05-20
登録販売者試験の第3章「主な医薬品とその作用」は、100種類以上の成分と、その作用・副作用・禁忌を覚える必要があります。
すべてを丸暗記しようとすると挫折します。語呂合わせを使った暗記法は、禁忌や特徴的な副作用を「引っかかりのある形」で記憶に残すための有効な手段です。ただし、使い方を間違えると「成分名だけ覚えて内容を思い出せない」という失敗パターンに陥ります。
この記事では、実際の試験で役立つ語呂合わせと、語呂合わせを正しく使うためのコツをまとめます。
ポイントまとめ
- 語呂合わせは「成分名だけ」ではなく**「成分名+禁忌または副作用」をセット**にすること
- 試験頻出の禁忌は15歳未満・妊婦・授乳中の3パターンが多い
- 漢方薬は「体力の程度」をキーワードに覚えると混乱しにくい
- 語呂合わせの後に必ず過去問で確認する
語呂合わせを使うときの大前提
語呂合わせは補助的な暗記ツールです。使い方を間違えると逆効果になります。
第3章の試験問題は「アスピリンは何歳以上から使えるか」とは問いません。「次の成分のうち、15歳未満に使用できないものはどれか」という形で出題されます。つまり、禁忌や副作用の側から成分を引き出せる状態にする必要があります。語呂合わせも「成分名を思い出す」ためではなく「成分名に紐づく禁忌・特徴を思い出す」形で設計することが大切です。
語呂合わせの正しい使い方
- まずテキストで成分の概要(作用・副作用・禁忌)を理解する
- 特に「試験で間違えやすい」禁忌や特徴に語呂合わせを使う
- 語呂合わせで覚えた後、必ず過去問で確認する
頻出成分の禁忌別 語呂合わせ
15歳未満NG系の成分
15歳未満への使用禁忌は最も頻出の禁忌カテゴリです。
| 成分名 | 禁忌 | 理由 |
|---|---|---|
| アスピリン(アセチルサリチル酸) | 15歳未満 | ライ症候群のリスク |
| イブプロフェン | 15歳未満 | 安全性未確立 |
| イソプロピルアンチピリン | 15歳未満 | 安全性未確立 |
覚え方の例
「アス・イブ・イソは15歳の壁」
- ア(アスピリン)ス(スタート)・イブ(イブプロフェン)・イソ(イソプロピルアンチピリン)は15歳から→「アス イブ イソ、15から」
アスピリンはさらに「インフルエンザ時はNG(ライ症候群)」という追加の禁忌があります。インフルエンザ時に解熱目的で使うと危険という点も必ず覚えましょう。
妊婦NG系の成分
妊婦への禁忌も正誤問題で頻繁に出題されます。
| 成分名 | 特記事項 |
|---|---|
| イブプロフェン | 出産予定日12週以内の妊婦は特に禁忌 |
| アスピリン | 妊婦(特に出産前後)への使用に注意 |
| オキセサゼイン | 妊婦・授乳中は使用できない |
「イブは12週前から妊婦NG」
イブプロフェンの「出産予定日12週以内」という具体的な数字は正誤問題で問われやすいです。「出産3ヶ月前から」と覚えておくと数字が混乱しにくくなります。
授乳中NG系の成分
| 成分名 | 理由 |
|---|---|
| センナ・センノシド | 乳汁中に移行し、乳児に下痢を起こす可能性 |
| ジフェンヒドラミン | 乳汁中に移行・乳児に眠気を起こす可能性 |
| ロートエキス | 乳汁分泌を抑制する可能性 |
「センナとジフェンは授乳禁止」
センナは生薬(下剤)です。「便秘薬として有名=授乳中NG」という組み合わせで覚えると記憶に残りやすいです。
ロペラミドの覚え方
ロペラミドは下痢止め(止瀉薬)の代表的な成分で、禁忌問題に頻出です。
| 禁忌対象 | 内容 |
|---|---|
| 2歳未満の乳幼児 | 安全性未確立 |
| 発熱を伴う下痢・血便 | 細菌性下痢の可能性があり、悪化させるリスク |
| 急性腹症が疑われる場合 | 症状を隠してしまうリスク |
覚え方
「ロペは熱と血のある下痢はNG、2歳以下もNG」
「ロペラミド=2歳・熱・血」の3キーワードをセットで覚えましょう。試験では「熱を伴う下痢にロペラミドを使ってもよいか」という正誤問題が出ます。
漢方薬の「体力」別 覚え方
漢方薬は体力の程度(証)がキーワードです。すべてを個別に覚えるより、体力別にグループ化して覚えると混乱が少なくなります。
体力の3グループ
| 体力の程度 | 特徴 | 代表的な漢方薬 |
|---|---|---|
| 体力充実(実証) | 体力があり、抵抗力が強い | 防風通聖散・大柴胡湯 |
| 体力中程度 | 標準的な体力 | 小柴胡湯・猪苓湯 |
| 体力虚弱(虚証) | 体力が弱く、疲れやすい | 当帰芍薬散・六君子湯 |
| 体力に関わらず | 体力問わず使える | 芍薬甘草湯・大黄甘草湯 |
頻出漢方薬の語呂合わせ
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)=体力充実・肥満
「ボウフウは体力満タンデブに効く」
防風通聖散は「肥満の人の便秘・のぼせ」に使う漢方で、体力充実が必要です。市販の肥満関連薬に含まれていることが多く、「ダイエット漢方=体力充実が必要」と覚えると記憶に残ります。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)=体力虚弱・女性
「当帰しゃく(弱い)やく(薬)は虚弱な女性向け」
当帰芍薬散は冷え性・生理不順・貧血傾向のある虚弱な女性に使う代表的な漢方です。
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)=体力に関わらず・こむら返り
「しゃく(足がつる)やく=体力問わず」
芍薬甘草湯はこむら返り・筋肉のけいれんに使う漢方です。「急性の筋肉痛に即効性」「体力に関わらず」という2点を覚えましょう。
葛根湯(かっこんとう)=体力中程度以上・かぜの初期
「かっこんとう=かっこいい体力のある人のかぜ薬」
葛根湯は「かぜの引き始め・肩こり・筋肉痛」に使います。「比較的体力あり」で、体力がない人(虚証)には不向きです。
語呂合わせをさらに活かす3つのコツ
コツ①:自分で語呂合わせを作る
他人が作った語呂合わせより、自分で作った語呂合わせのほうが記憶に定着しやすいという特性があります。テキストを読んでいて「これ覚えにくいな」と感じた成分は、自分流の語呂合わせを作ってみましょう。どんなに変な語呂でも、自分の記憶に引っかかれば成功です。
コツ②:声に出して繰り返す
語呂合わせは黙読するより、声に出して繰り返すほうが定着します。通勤時間や家事の合間に声に出してみましょう。スマホのメモに語呂合わせのリストを作っておくと、スキマ時間に繰り返し確認できます。
スキマ時間を活用した勉強法はこちらも参考にしてください。
コツ③:語呂合わせの後に必ず過去問を解く
語呂合わせで「覚えた気」になっても、試験形式の問題で確認しないと本番で使えません。1つの禁忌グループを語呂合わせで覚えたら、その成分が出てくる過去問を5問解くことを習慣にしましょう。
よくある質問
語呂合わせだけで第3章を乗り越えられますか?
語呂合わせだけでは不十分です。語呂合わせは「特定の禁忌や特徴的な副作用」に有効ですが、成分の基本的な作用や分類はテキストの理解が必要です。語呂合わせはあくまでも「覚えにくい部分を補助するツール」として使い、テキスト学習と過去問演習の組み合わせが基本です。
語呂合わせを使っても試験に間に合いますか?
試験日まで時間がある場合は、語呂合わせは非常に有効です。ただし試験2週間前以降は、語呂合わせを新しく作る時間より過去問を繰り返し解くことに集中しましょう。語呂合わせは「覚えた成分を固定化する」段階で最も効果を発揮します。
市販の語呂合わせ本はどれがおすすめですか?
語呂合わせに特化した書籍もありますが、通信講座のテキストや問題集に語呂合わせが含まれているものを選ぶほうが効率的です。フォーサイトのテキストは視覚的な記憶補助が充実しており、成分の覚え方に工夫があります。
まとめ:語呂合わせは「禁忌と特徴セット」で作る
語呂合わせを効果的に使うには、成分名だけを覚えるのではなく、「禁忌」「特徴的な副作用」とセットにした形で作ることが重要です。
語呂合わせ活用の3ポイント
- 「成分名+禁忌」のセットで語呂合わせを設計する
- 声に出して繰り返す(黙読より定着率が高い)
- 必ず過去問で確認してから次の成分に移る
第3章の攻略に困っているなら、まず頻出成分15〜20個の禁忌から語呂合わせを始めてみてください。少しずつ「思い出せる成分」が増えてくるのを実感できます。
第3章の全体的な攻略法はこちらでまとめています。
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