登録販売者試験の時間・問題数は?科目別の出題数と時間配分を解説【2026年】
最終更新日:2026-05-24
「試験は何時間あるの?」「120問って多すぎない?」——初めて登録販売者試験に挑む人が最初に気になるのは、試験の基本的なボリューム感です。時間と問題数の全体像を把握すると、当日のペース配分も練習しやすくなります。
結論から言うと、登録販売者試験は**全120問・試験時間240分(4時間)**のマークシート方式です。1問あたり2分の計算になりますが、科目によって問題の難しさが大きく異なるため、単純な均等配分では乗り切れません。
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ポイントまとめ
- 試験時間は240分(4時間)、問題数は120問の全問マークシート
- 1問あたりの目安は2分だが、第3章(40問)は難問が多く時間を使いやすい
- 合格率は全国平均で43.4%(厚生労働省, 2024年度)
- 「わからない問題は飛ばす」ペース配分が時間切れ防止の鍵
登録販売者 試験時間と問題数の基本
登録販売者試験は全120問・240分(4時間)で実施されます。厚生労働省が定める「登録販売者試験実施要綱」によると、全問が4択マークシート形式です。(厚生労働省, 2024年)
試験は基本的に午前・午後の2部制で実施される都道府県が多く、午前に第1〜3章(80問)、午後に第4〜5章(40問)という区分が一般的です。ただし実施形式は都道府県ごとに異なるため、受験する地域の試験要項を事前に確認してください。
[CHART: 棒グラフ - 科目別出題数(第1章20問・第2章20問・第3章40問・第4章20問・第5章20問) - 厚生労働省「登録販売者試験実施要綱」]
試験の基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験形式 | 筆記試験(マークシート・4択) |
| 出題数 | 120問 |
| 試験時間 | 240分(4時間) |
| 1問あたりの目安 | 約2分 |
| 実施方式 | 午前・午後の2部制(都道府県による) |
| 合格ライン | 総合84点以上 + 科目別足切りクリア |
科目別の出題数は?第1章〜第5章の内訳
登録販売者試験の120問は5科目に分かれており、科目ごとに出題数が異なります。最も問題数が多い第3章(40問)が試験全体の33%を占め、ここへの対策が合否を大きく左右します。(厚生労働省「登録販売者試験問題の作成に関する手引き」, 2024年)
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| 科目 | 章 | 出題数 | 全体の割合 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|
| 医薬品に共通する特性と基本的な知識 | 第1章 | 20問 | 17% | 易しめ |
| 人体の働きと医薬品 | 第2章 | 20問 | 17% | 中程度 |
| 主な医薬品とその作用 | 第3章 | 40問 | 33% | 難しい |
| 薬事関係法規・制度 | 第4章 | 20問 | 17% | 中程度 |
| 医薬品の適正使用・安全対策 | 第5章 | 20問 | 17% | 易しめ |
第3章が33%を占める意味
第3章は成分名・副作用・禁忌を大量に暗記する必要があり、受験者の多くがここで時間を取られます。1問あたりの難易度が高いため、「全問に均等な2分」ではなく「第3章に多めの時間を充てる」設計が必要です。
1問あたりの時間配分をどう考えるか?
全体で1問あたり2分の計算になりますが、科目ごとに目安を変えると解きやすくなります。第1・4・5章は比較的解きやすい問題が多く、1問1〜1.5分で進めることで第3章に時間を回せます。
科目別の推奨時間配分
| 科目(出題数) | 推奨所要時間 | 1問あたりの目安 |
|---|---|---|
| 第1章(20問) | 25〜30分 | 1.5分 |
| 第2章(20問) | 30〜35分 | 1.5〜1.75分 |
| 第3章(40問) | 80〜90分 | 2〜2.25分 |
| 第4章(20問) | 25〜30分 | 1.25〜1.5分 |
| 第5章(20問) | 25〜30分 | 1.25〜1.5分 |
| 見直し時間 | 20〜30分 | - |
合計すると約210〜215分。残り25〜30分を見直しに使える計算です。見直し時間を確保することを前提にペース配分を組みましょう。
[IMAGE: 試験のタイムライン図 - 科目ごとの時間配分イメージ図(ストップウォッチ・時間管理)- search: exam time management stopwatch]
試験時間が足りなくなる人の特徴
登録販売者試験は4時間と長いですが、それでも時間切れになる受験者は一定数います。時間が足りなくなるパターンには共通の特徴があります。
パターン1:難問に固執して前に進めない
第3章の難しい成分問題で「絶対に思い出せるはず」と立ち止まる人が最も多いパターンです。1問に5分以上かけてしまうと、その後の科目に影響します。わからない問題は即座にマークして次に進む判断が重要です。
パターン2:見直し前提の時間設計をしていない
「120問 × 2分 = 240分ちょうど」という計算で臨むと、見直し時間がゼロになります。見直し20〜30分を最初から確保した設計で試験に臨みましょう。
パターン3:過去問を時間なしで練習している
自宅での過去問練習で時間を計ったことがない受験者は、本番の時間感覚をつかめていません。本番形式(時間計測・マークシート記入)で練習することで、自分のペース感覚を確認できます。
見直し戦略:残り時間の使い方
見直しの時間を20〜30分確保できたとき、どの問題から手をつけるべきかは戦略次第です。全問をゼロから見直す時間はないため、優先順位をつけることが合格率を上げます。
[INTERNAL-LINK: 合格点と足切りの仕組み → /shiken/touroku-hanbaisya-goukakuten]
効果的な見直しの優先順位
1. 飛ばした問題(確実に未解答) マークしていない問題は失点確定なので、まず必ずここに戻ります。
2. 「△」をつけた迷い問題 解いたときに自信がなかった問題を見直します。迷い問題は印をつけておく習慣を試験前から身につけておくと便利です。
3. マークのズレ確認 マークシートはマークのズレが起きることがあります。特に「飛ばした問題があった後」の問題番号がずれていないかを必ず確認しましょう。
見直しで解答を変えるべき場合
最初の直感が正しいケースが多いとされています。「なんとなく気になる」だけでは変更しないほうが無難です。変更するのは「根拠がある場合」に限定することを意識しましょう。
本番に向けた時間管理の練習法
試験当日に時間管理で失敗しないためには、練習段階から本番同様の条件で解く経験が必要です。120問・240分という条件を再現した模試・過去問演習を最低3回は行うことを推奨します。
練習時のチェックポイント
- 科目ごとのラップタイムを記録する:どの科目で時間を使いすぎているかを特定できる
- 第3章に70〜90分かけられているかを確認:所要時間が90分を超えている場合は解答スピードの改善が必要
- 見直し時間が20分以上残るかを確認:残らない場合は各科目のペースを上げる練習をする
[CHART: 折れ線グラフ - 試験練習時の科目別タイム推移(練習回数を重ねるごとに安定するイメージ) - 自社調査イメージ]
よくある質問
登録販売者試験は途中退室できますか?
途中退室の可否は都道府県・試験会場のルールによって異なります。一般的には試験開始後一定時間が経過すれば退室可能な場合がありますが、午前・午後の区切りまで退室不可の地域もあります。受験する都道府県の受験要項で事前に確認してください。
試験中に計算機は使えますか?
登録販売者試験は知識を問う問題のみで、計算問題は出題されません。計算機の持ち込み規定を確認する必要はなく、筆記用具と受験票があれば受験できます。持ち物の詳細は試験要項で確認してください。
午前と午後で時間の感覚が変わりますか?
午後は集中力が落ちやすく、疲れから読み間違いが増えやすいです。前日に十分な睡眠を取ること、昼休憩で軽食を取ることが午後のパフォーマンス維持に効果的です。2部制の試験では昼の過ごし方も本番の一部として意識しましょう。
時間配分の目安は都道府県で変わりますか?
問題数と試験時間(120問・240分)は全国共通です。ただし試験の実施形式(午前・午後の区分)は都道府県によって異なります。科目別の出題数は変わらないため、本記事の時間配分の目安はどの地域でも活用できます。
[INTERNAL-LINK: 都道府県ごとの試験の違い → /shiken/touroku-hanbaisya-todofuken-chigai]
まとめ
登録販売者試験の時間・問題数のポイントを整理します。
- 試験時間は240分(4時間)、全120問のマークシート方式
- 科目別の出題数は第1・2・4・5章が各20問、第3章が40問(全体の33%)
- 1問あたりの目安は2分だが、第3章には多めの70〜90分を割り当てる
- 見直し時間は20〜30分を最初から確保する設計で臨む
- 時間切れ防止には「わからない問題は飛ばす」判断と、時間計測付きの過去問演習が有効
試験の合格基準や科目別の足切りについては登録販売者の合格点・足切りラインの解説でまとめています。5科目の内容と勉強法は登録販売者試験の科目一覧もあわせてご覧ください。
※本記事の情報は2026年5月現在のものです。試験の実施形式・時間配分は都道府県・年度によって異なる場合があります。最新情報は受験予定の都道府県の公式発表でご確認ください。
