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登録販売者の試験範囲まとめ【2026年】5科目の出題傾向と重点ポイント

最終更新日:2026-05-16

登録販売者試験の試験範囲を5科目別に徹底解説。厚生労働省の試験問題作成方針をもとに、各科目の出題数・重点ポイント・効率的な学習順序をまとめました。

「試験範囲が広すぎて、どこから手をつければいいかわからない」——登録販売者試験を前にした受験者の多くが感じる悩みです。全体像を把握してから勉強を始めると、無駄なく効率よく進められます。

結論から言うと、試験範囲は**厚生労働省が公表する「試験問題作成方針」**に基づいており、5科目・120問の構成です。範囲は広いですが、頻出テーマは毎年ある程度パターン化されています。

ポイントまとめ

  • 試験範囲は5科目・120問。試験時間は240分
  • 最重要は第3章(40問・33%)。合否を左右する最難関科目
  • 試験問題は都道府県ごとに作成されるが、範囲は全国共通
  • 試験問題作成方針は毎年厚生労働省が更新・公表している

医薬品の陳列棚。登録販売者は市販薬の専門家として試験範囲全体を把握する必要がある


試験範囲の全体構成

5科目と出題数

科目出題数割合難易度
第1章:医薬品に共通する特性と基本的な知識20問17%
第2章:人体の働きと医薬品20問17%中〜高
第3章:主な医薬品とその作用40問33%
第4章:薬事関係法規・制度20問17%
第5章:医薬品の適正使用・安全対策20問17%

第3章だけで全体の3分の1を占めており、ここの出来が合否を大きく左右します。


科目別の試験範囲と重点ポイント

第1章:医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問)

医薬品全般に共通する基礎知識を問う科目です。

主な出題テーマ:

  • 医薬品のリスクと副作用
  • 医薬品と食品の違い
  • 医薬品の適正使用・情報提供の重要性
  • セルフメディケーションの基本概念

学習のポイント: 暗記量は多くありませんが、概念の理解が問われます。第3章の学習を始める前に基礎固めとして取り組むと効率的です。


第2章:人体の働きと医薬品(20問)

身体の仕組みと医薬品の関係を問う科目です。

主な出題テーマ:

  • 消化器系・呼吸器系・循環器系など各臓器の働き
  • 薬が体内でどう吸収・代謝・排泄されるか
  • 副作用が起こる仕組み

第2章は「暗記」と「理解」の両方が必要な科目です。臓器の名称を覚えるだけでなく、「なぜこの薬がこの臓器に作用するか」という理由まで理解すると、第3章の学習がぐっとスムーズになります。第2章と第3章はセットで理解するのが効率的です。


第3章:主な医薬品とその作用(40問)★最重要

試験の核心となる最難関科目です。市販薬(OTC医薬品)の成分・作用・副作用を問います。

主な出題テーマ:

  • かぜ薬・解熱鎮痛薬の成分と作用
  • 胃腸薬・整腸薬の成分と作用
  • 眠気防止薬・鎮咳去痰薬
  • 外用薬(皮膚・目・鼻など)の成分
  • 漢方処方製剤の特徴

学習のポイント: 成分名(カタカナ)が膨大に登場します。語呂合わせや分類表で整理しながら覚えるのが効果的です。この科目だけで学習時間の40〜50%を使う計画が適切です。


第4章:薬事関係法規・制度(20問)

医薬品に関わる法律・規制を問う科目です。

主な出題テーマ:

  • 医薬品医療機器等法(薬機法)の基本
  • 医薬品の分類(要指導・第1類・第2類・第3類)
  • 登録販売者の業務範囲・販売規制
  • 添付文書・ラベルの表示義務

学習のポイント: 法律の条文暗記は不要で、「どの分類の薬を誰が販売できるか」などの実務ルールを理解することが重要です。比較的取り組みやすい科目です。


第5章:医薬品の適正使用・安全対策(20問)

副作用情報や情報提供のルールを問う科目です。

主な出題テーマ:

  • 添付文書の読み方・記載事項
  • 副作用被害救済制度
  • 医薬品の安全対策(PMDAの役割)
  • 購入者への情報提供のポイント

学習のポイント: 第4章と近い内容が多く、同時並行で学習すると効率的です。添付文書の構造を一度しっかり理解しておくと問題が解きやすくなります。


効率的な学習順序

試験範囲が広いため、学習の順序が大切です。

推奨順序:
①第1章(基礎理解・2週間)
   ↓
②第2章(人体の仕組み・2週間)
   ↓
③第4章・第5章(法規・制度・2週間)
   ↓
④第3章(医薬品・4〜6週間)← 最も時間をかける
   ↓
⑤全科目の過去問演習(2〜4週間)

第3章を最後に持ってくる理由は、①〜②の基礎知識があると成分の働きが理解しやすいからです。


よくある質問

試験範囲は毎年変わりますか?

基本的な5科目構成は変わりません。ただし厚生労働省が毎年「試験問題作成方針」を更新するため、法改正や新しい医薬品情報が反映されることがあります。最新の方針は厚生労働省公式サイトで確認できます。

過去問は何年分解けばいいですか?

直近3〜5年分を繰り返し解くのが効果的です。同じ問題が形を変えて出ることが多いため、解説をしっかり読んで理解を深めることが重要です。

独学と通信講座、どちらが効率的ですか?

試験範囲が広いため、カリキュラムに沿って学べる通信講座の方が効率的です。独学と通信講座の比較はこちらでまとめています。


まとめ

登録販売者の試験範囲は5科目・120問で構成されています。最重要は**第3章(40問)**で、ここに最も学習時間を投資することが合格への近道です。

全体像を把握したうえで、自分に合った学習方法を選びましょう。

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※本記事の情報は2026年5月現在のものです。試験の詳細は厚生労働省および受験する都道府県の公式発表をご確認ください。

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