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登録販売者試験の科目別出題数と配点【2026年】第3章が合否を左右する理由

最終更新日:2026-05-24

登録販売者試験は全120問・5科目。第3章が40問と最多で合否を左右。科目別の出題数・足切りライン・配点に応じた勉強時間の配分戦略を解説。

「登録販売者の試験って何問あるの?」——受験申込を前に、試験の全体像を把握したい方は多いはずです。問題数と配点を正確に知ると、勉強時間の配分がまったく変わります。

結論から言うと、登録販売者試験は全120問・5科目構成です。そのうち第3章が40問と全体の3分の1を占め、ここでの得点が合否を最も左右します。

Key Takeaways

  • 試験は全120問・5科目、試験時間は240分(4時間)
  • 第3章「主な医薬品とその作用」が40問と最多で合否の分岐点
  • 合格には総合7割(84点)以上 + 全科目の足切りクリアが必要
  • 勉強時間の40〜50%を第3章に集中投資するのが鉄則

登録販売者試験の問題冊子と鉛筆。120問・5科目の構成を事前に知っておくと勉強計画が立てやすくなる


登録販売者試験の問題数・出題数は合計何問?

登録販売者試験の総問題数は120問です(厚生労働省「登録販売者試験問題の作成に関する手引き」、2024年改訂版)。試験時間は240分(4時間)で、1問あたり約2分のペースで解くことになります。全問4択マークシート形式なので、知識があれば確実に得点を重ねられる構造です。

5科目それぞれに出題数が決まっており、科目ごとにばらつきがあります。配点はすべて1問1点です。合格ラインは総得点84点以上(7割)で、さらに各科目の足切りをクリアする必要があります。

試験科目の内容と難易度の詳細もあわせて確認しておくと、全体像がつかみやすくなります。

科目別の出題数一覧

科目名出題数全体に占める割合
第1章医薬品に共通する特性と基本的な知識20問16.7%
第2章人体の働きと医薬品20問16.7%
第3章主な医薬品とその作用40問33.3%
第4章薬事関係法規・制度20問16.7%
第5章医薬品の適正使用・安全対策20問16.7%
合計120問100%

第3章だけで全体の3分の1を占める点が際立っています。他の4科目はすべて20問で均等ですが、第3章のみ2倍の出題数があります。この非対称な配分が、合否を左右する最大の要因です。


足切りラインはどう設定されているのか?

登録販売者試験の合格には、総得点が84点以上であることに加えて、各科目の足切りラインをクリアするという条件があります(厚生労働省「登録販売者試験問題の作成に関する手引き」2024年改訂版)。足切りの基準は都道府県ごとに異なり、おおむね各科目の正答率が35〜40%以上であることが目安です。

「総合点で巻き返せばいい」という発想は通用しません。1科目でも足切りを下回った時点で不合格が確定します。苦手科目をなくすことが合格の絶対条件です。

科目別の足切りラインと合格基準の詳細では都道府県ごとの違いも解説しています。

科目別の足切りラインの目安

出題数足切りの目安(35〜40%)
第1章20問7〜8問以上
第2章20問7〜8問以上
第3章40問14〜16問以上
第4章20問7〜8問以上
第5章20問7〜8問以上

第3章の足切りラインは14〜16問と、他科目の倍近くの数字です。ただし出題数が40問なので、足切りクリアの難易度自体はそれほど高くありません。問題は「足切りクリアだけでは合格に足りない」点で、第3章で高得点を取らないと総合84点に届きにくくなります。

足切りをギリギリクリアする(例:第3章で14〜16問)と、残り科目で84問分の正答を稼ぐのは現実的に難しくなります。他の4科目がすべて20問中18問(90%)正解という高水準でないと計算が合わないからです。第3章で30問以上(75%)取ることを目標にすれば、他科目が多少下振れしても84点に届く安全域が生まれます。


なぜ第3章が合否を左右するのか?

第3章「主な医薬品とその作用」は、全120問のうち40問(33%)を占める最多出題科目です(厚生労働省「登録販売者試験問題の作成に関する手引き」2024年改訂版)。合格に必要な84点のうち、第3章で稼げる最大点数は40点。つまり第3章を制すれば、合格点の約半分をここだけで確保できます。

薬の成分表と参考書を並べて学習する様子。第3章の成分名暗記が登録販売者試験最大の山場

第3章が難しい理由は主に3つあります。

  1. 暗記量の多さ: 風邪薬・解熱鎮痛薬・胃腸薬・皮膚用薬など、薬のカテゴリごとに成分名・効能・副作用・禁忌を覚える必要がある
  2. 出題形式の複雑さ: 「この成分の副作用はどれか」「この薬を服用してはいけない人は誰か」という実務的な問い方が多い
  3. 範囲の広さ: テキストのページ数でいうと第3章だけで全体の40〜50%を占める

第3章の主な出題カテゴリ

カテゴリ代表的な成分例
かぜ薬アセトアミノフェン、イブプロフェン、クロルフェニラミン
解熱鎮痛薬アスピリン、エテンザミド、ロキソプロフェン
胃腸薬ロートエキス、シメチコン、炭酸水素ナトリウム
鼻炎用薬プソイドエフェドリン、ベクロメタゾン
皮膚用薬ステロイド成分、抗真菌成分
眠気防止薬カフェイン

成分名を単独で丸暗記するのは非効率です。実際の出題は「成分名・使用対象・副作用・禁忌」を組み合わせた問題が中心です。この4点をひとつのセットとして覚えると、バラバラに覚えるより定着率が上がります。フラッシュカードや語呂合わせと組み合わせると記憶に定着しやすくなります。


科目別の難易度と得点しやすい章は?

科目によって難易度には大きな差があります。得点しやすい科目を早めに固めると、精神的な余裕が生まれます(全国の受験者データおよび各予備校の分析に基づく一般的傾向)。以下の表は試験対策上の難易度の目安です。

科目名難易度得点しやすさ
第1章医薬品の基礎知識★★☆☆☆高い
第2章人体の働き★★★☆☆やや高い
第3章主な医薬品★★★★★低い(暗記量が多い)
第4章薬事法規・制度★★★☆☆中程度
第5章適正使用・安全対策★★☆☆☆高い

第1章と第5章は概念理解が中心で、暗記量が比較的少ないため得点しやすいです。第5章の添付文書問題は実際の市販薬の添付文書を読む習慣をつけるだけで正答率が上がります。第4章は法律系ですが、条文の丸暗記は不要で「何が許可されて何が禁止か」という実務的な理解で得点できます。

試験時間の使い方と時間配分の戦略もあわせて読むと、本番での得点力がさらに上がります。


配点に応じた勉強時間の配分戦略

配点比率に応じて勉強時間を割り振ると、勉強の費用対効果が最大化されます。一般的な独学者の必要時間は250〜400時間(各通信講座の学習ガイド参照)とされており、そのうちの半分程度を第3章に充てることが推奨されています。

[IMAGE: 学習スケジュール表のイメージ - study schedule planner desk - Unsplash]

推奨する学習時間の配分

出題数推奨学習時間の割合300時間学習の場合の目安
第3章40問(33%)40〜50%120〜150時間
第2章20問(17%)15〜20%45〜60時間
第1章20問(17%)10〜15%30〜45時間
第4章20問(17%)15〜20%45〜60時間
第5章20問(17%)10〜15%30〜45時間

出題比率(33%)より少し多めに第3章に時間をかけるのが基本戦略です。暗記量の多さに加え、繰り返し復習しないと忘れやすいため、他科目の1.5〜2倍の時間投資が合理的です。

科目ごとの学習順序

おすすめの学習順序は 第3章 → 第2章 → 第1章 → 第4章 → 第5章 です。第3章を最初に着手すると、繰り返し復習する時間を十分に確保できます。第2章(人体の仕組み)を第3章の直後に学ぶと「どの臓器に作用する薬か」の理解が深まり、記憶が定着しやすくなります。


得点戦略:84点の確実な取り方

合格ラインは84点(7割)ですが、目標を**90〜95点(75〜79%)**に設定することを強く推奨します。試験本番は緊張で実力が落ちやすく、余裕を持った目標設定がリスクを下げます。

科目別の安全目標点

出題数足切り目安推奨目標(75%)
第1章20問7〜8問15問
第2章20問7〜8問15問
第3章40問14〜16問30問
第4章20問7〜8問15問
第5章20問7〜8問15問
合計120問90問(75%)

各科目で75%を目指すと合計90点になり、余裕を持って合格ラインを超えられます。特に第3章で30問以上を取ることを意識すると、他科目が少し下振れしても合格圏内に収まります。


よくある質問

登録販売者の試験問題数は都道府県によって違いますか?

総問題数120問・5科目という構成は全国共通です(厚生労働省の手引きに基づく)。ただし問題の内容(難易度・出題傾向)は都道府県ごとに異なります。自分が受験する都道府県の過去問を重点的に解くことが得点アップの近道です。

第3章だけを集中的に勉強する方法はありますか?

効果的です。「第3章ウィーク」として1〜2週間を第3章専用期間に設定する方法があります。カテゴリごとに成分・副作用・禁忌をセットで覚え、即座に問題演習をするサイクルを回します。全国の合格者のうち第3章に学習時間の半分以上を使った割合は高く、この投資は合理的といえます。

試験時間は4時間ですが、120問を解くのに十分ですか?

1問あたり2分のペースで解けば、見直し時間も含めて十分です(登録販売者試験問題の作成に関する手引き参照)。ただし第3章の成分問題は考え込みやすく時間を消費しがちです。「わからない問題は一旦飛ばして後で戻る」ペース配分を過去問演習で練習しておくと安心です。試験当日の時間配分の詳細も参考にしてください。

足切りに引っかかりやすい科目はどれですか?

最も足切りに引っかかりやすいのは第3章です。出題数40問と多く、準備不足だと足切りラインの14〜16問にすら届かないケースがあります。次いで第4章(法規)で、法律用語に慣れていないと得点しにくい傾向があります。過去問演習で科目ごとの得点を毎回記録し、低い科目を早めに手当てすることが重要です。

過去問は何年分解くべきですか?

最低でも受験する都道府県の直近3年分は解いてください。余力があれば5年分を目標にすると、出題パターンのクセがつかめます。各都道府県の公式サイトや厚生労働省のサイトで公開されている過去問は無料で入手できます。


まとめ

登録販売者試験の問題数・配点のポイントを整理します。

  • 総問題数:120問(4択マークシート・240分)
  • 科目別出題数:第1〜第2章・第4〜第5章は各20問、第3章のみ40問
  • 合格基準:総合84点(7割)以上 + 全科目の足切りクリア
  • 勉強配分の鉄則:第3章に**学習時間の40〜50%**を投資する

第3章「主な医薬品とその作用」は120問中40問を占め、ここでの得点が合否を最も左右します。成分名・副作用・禁忌をセットで覚える学習法を早めに始め、繰り返し復習する時間を確保することが合格への最短ルートです。

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登録販売者の試験科目・出題範囲の詳細合格点・足切りラインの解説もあわせてご確認ください。

※本記事の情報は2026年5月現在のものです。試験の実施内容・合格基準は都道府県・実施年度により異なる場合があります。最新情報は受験予定の都道府県の公式発表でご確認ください。

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